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「嗅覚」の活用で、心を癒すストレスケア

「嗅覚」の活用で、心を癒すストレスケア

人間関係で悩む、自分への評価が思うようにいかないなど、ストレスフルになって心身のバランスを悪くしてしまう人は少なくありません。ストレスのメカニズムを理解し、対処法やセルフケアを知ることができれば、心身共に充実した日々を送ることができます。

ストレスへの対処について「香りの力=嗅覚」を活用した方法を、感情解放アロマ・心理セラピストである仲間カナさんにお話を伺いました。

この記事のスピーカー

一般社団法人 感情解放アロマ心理セラピー協会

仲間カナさん

主に女性を対象にした心と身体の癒しを行っている感情解放アロマ・心理セラピスト。対面やWEB上でのカウンセリングを行うほか、講演・コミュニティ運営・SNS上での情報発信なども実施。「女性のミッション覚醒」を使命とし、自身の体験を活かした子育て中の女性や不妊女性に向けたカウンセリング・コーチングも行っている。

ホームページ:http://soulbodylove.com/


多くの悩みは「家庭環境や親子関係」に起因

多くの悩みは「家庭環境や親子関係」に起因

多くの悩みは「家庭環境や親子関係」に起因

私がセッションするお客様は、30~50代の女性で、仕事場や家庭での人間関係について思い悩んだ方が多いです。対人恐怖症であったり、無意識に人との関係が築けなくなっていたりする方もいます。総じて自己肯定感や自己愛が低く、育ってきた家庭環境や親子関係の影響を大きく受けています。

ストレスをもたらすのは「過去の感情」

ストレスをもたらすのは「過去の感情」

ストレスをもたらすのは「過去の感情」

ストレスとは緊張のことであり、緊張をもたらすのは、該当の事象に対する「感情」によるものです。感情は脳にある扁桃体という部位がコントロールしており、快か不快かについて、過去の経験を参照して無意識に判断されます。

ストレスを感じるとあからさまにやる気が落ちてしまい、判断力や思考力が低下してしまいます。血流も悪くなるのですが、女性の場合は子宮が最も血流の活性化している箇所になりますので、血流不全によって生理不順や不妊になる可能性も。肌の血色が悪くなったりもしますし、ニキビなどの肌荒れの原因にもなります。

不快な感情を「取り除く」ためのアロマ活用

不快な感情を「取り除く」ためのアロマ活用

不快な感情を「取り除く」ためのアロマ活用

潜在意識には子供の頃に獲得したさまざまな感情があり、私共は、陰陽五行による「怒り・喜び・悩み・悲しみ・恐れ」の5つの感情に大別して対処しています。

扁桃体が不快と感じた感情を、放置したり無理にポジティブな考えに転換したりするのではなく、取り除くことが大切になります。そうするとストレス信号がなくなるため、以後同じような体験にあったとしても潜在意識による自動反応(ストレス反応)を起こさなくなるのです。

このような不快な感情を取り除くことを「感情解放」と呼んでおり、感情解放のために嗅覚に訴えるアロマを用いています。

嗅覚は他の五感よりも発達した感覚で、匂いを嗅いだときに刺激が新脳(大脳新皮質)を経由せず、旧脳(大脳旧皮質)へ直接伝えられます。視覚の場合、対象物が何かを認知して記憶にアクセスしますが、嗅覚の場合は、その認知する行為を省き、ダイレクトに記憶を呼び覚ますことができるのです。ストレスの原因である「過去の体験=記憶」にアクセスする際に、他の感覚よりも伝達が速い嗅覚を活用することで、不快な感情を取り除くようにしています。

アロマを使って、過去の記憶にアクセス

アロマを使って、過去の記憶にアクセス

アロマを使って、過去の記憶にアクセス

ストレスケアは、以下のような流れで行っています。具体的な手順としては、最初にカウンセリングシートを活用して悩んでいることを聞き出す形になります。

1)悩みを書き出す
2)感情にフォーカスする
3)アロマ(嗅覚)を活用し、過去の記憶にアクセス
4)カウンセリングにより、感情をゼロにする

たとえば、上司に怒られて怒りを感じた場合、過去の怒りの感情に焦点を当てて考えます。喜びや悲しみなど感情の種類によって使用するアロマの種類は異なり、怒りは「ベルガモット、カモミール、グレープフルーツ、オレンジ」の中から、一番心地良い香りを選んでいただきます。

その香りを嗅ぎながら、過去の記憶にアクセスし、その時の感情にフォーカスしてカウンセリングを実施。徐々に解放したい感情を弱めていき、最終的にはゼロの状態にまで持っていきます。取り除きたい感情が完全にゼロになったら、同じ体験に遭遇してもストレスに感じることはありません。

心地良いアロマを嗅ぐだけでも効果大

心地良いアロマを嗅ぐだけでも効果大

心地良いアロマを嗅ぐだけでも効果大

1つの香りを集中して嗅ぐことは、日常生活ではあまりない体験かもしれません。自分が心地良いと感じる香りのアロマオイルを嗅ぐだけでも、イライラが収まります。鼻に当てて嗅ぐだけでもリラックスし、脳のリフレッシュや活性化が期待できます。無意識に部屋に香らせるのでなく、堪能するように嗅げれば、今までとは違う感覚をすぐに得られるでしょう。

嗅覚を使って、日々ストレスケアを!

嗅覚を使って、日々ストレスケアを!

嗅覚を使って、日々ストレスケアを!

ストレスの要因は、潜在意識にある過去の感情です。記憶を呼び覚ましてケアすることは難しくなく、嗅覚の特徴を活かすことで気軽にその作用を感じることができます。自分の好きな香り探しから始めて、香りを活用したストレスケアを始めてみてくださいね。


取材

デザインミーライター

株式会社エストリンクス

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