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〈精神科医〉新型コロナウィルスで休校中の子供への接し方について解説します #東京都新宿区【早稲田メンタルクリニック/益田裕介】

〈精神科医〉新型コロナウィルスで休校中の子供への接し方について解説します #東京都新宿区【早稲田メンタルクリニック/益田裕介】

コロナウィルス流行中にストレスで苦しむ子供との接し方



学校が休校になり、子供と過ごす時間が増えたご家庭も多いと思います。普段よりも一緒に過ごせることは良いかもしれませんが、それ以上に家事や育児、勉学の指導など親への負担やストレスは大きなものです。
また子供の方も外出さえ自由にできず、ストレスが溜まっているはずです。
ついつい衝突が増えてしまっている親子も多いのではないでしょうか?
今回は、Unisefでも紹介されていた、コロナ流行中における子育てのヒントを紹介したいと思います。
 
1、1対1で接する時間をつくろう
 毎日、その子の為だけに、なんとか20分は確保してください。
 弟や妹がいる場合、一緒にまとめるのではなく、別々に確保してあげることが重要です。
 子供は普段は忙しい親を独占できることに幸せを感じ、結果、様々なストレスに打ち勝てるようになります。
 その子その子のレベルに合わせ、その子が一番楽しめることをしましょう。ついつい、親は教育的な遊び(漢字ドリルを一緒にする)をさせてしまいがちですが、そうではなく、かくれんぼやゲーム、ブロック遊びや音楽を一緒に聞く、彼らが好きなアイドルや漫画の話の聞き役になるなど、彼らが最も喜ぶことをしてあげましょう。

2、前向きに冷静にふるまおう
 ストレスがたまっている子供は、わざと親を怒らせるような(本当はわざとではないことも多いのですが)悪さをします。それはどの子もおなじです。普段よりワガママになったり、おねしょをしたり、機嫌も頻回に悪くなります。休校中、学校から課題を与えられていても、それらには一切手をつけず、スマートフォンで遊んでばかりいる子も多くいます。
思わず叱りたくもなるでしょう。
 指導も大事ですが、それ以上に、褒めることが大事です。
穏やかな声で話すようにしましょう。
 勉強しないとダメ、と否定的に表現するのではなく、歴史の調べものをしてみたらどう?とポジティブな提案に変えてみましょう。
年齢に応じて、その子供が我慢できる範囲でのことを指示しましょう。理想を押し付けず、現実的にふるまいましょう。
10代の若者は特に友達とのコミニケーションが重要です。SNSのルールを見直し、彼らにスマートフォンを使う自由を許しましょう。

3、毎日のルーティン・ルールをつくろう
 普段と違う日常となってしまうせいで、ついつい生活のリズムが崩れてしまいます。
 学校の時間割のように、1日のスケジュールをつくり、それを習慣化してください。例えば、宿題をやる時間とか、一緒に体操する時間とか、スマートフォンやテレビを見てもいい時間とか…。
 ルールもつくりましょう。手洗いとうがいを習慣化しましょう。うたいながら手洗いをするゲームとかお勧めです。外に出たり、他人と接するときには、「2メートル」というパーソナルスペースを守りましょう。

4、悪いふるまいをやめましょう
 大人は子供よりも、自由にふるまうことができます。しかし、だからといって、深夜まで映画やSNSをみて、生活リズムを崩したり、お菓子やお酒などの不摂生をしてはいけません。批判したり、弱いものをいじめるような行動をしてはいけません。
 子供は不安を自分で対処することができず、自分より小さな子供や友達をコロナウィルスに見立て、それらをいじめたりすることで、自分の心の不安を払しょくしようとします。大人はそれを注意深く観察し、また、彼らに真似されるような行動をとらないように気をつけましょう。

5、落ち着いてストレス管理をしましょう
 自分自身がストレスで参ってしまわないようにしましょう。あなたは一人ではありません。
 YouTubeでエクササイズの動画をみながら、自宅で身体を動かしてみたり
 深呼吸や瞑想、リラックスの練習をしてみたり
 テレビやSNS,ネットサーフィンなどでコロナに関する情報を探すのをやめましょう。1日の中で時間を決め、限られた時間だけ見ることにしましょう。
 信頼できる情報を探しましょう。政府の刊行物、WHOの情報など
 CBTのワークブックなども良いです

6、新型コロナウィルス(Covid-19)について話をしてみましょう。
 子供から、直接、本当の気持ちや不安、疑問について聞いてみましょう。
 答えられなくても大丈夫です。一緒に調べたり、あなたが分かることを説明しましょう。
 自分も怖い、と正直に話すことも時に重要です。
 陰謀論やデマを否定し、特定の誰かを非難するような言動は避けましょう。
 最後は、明るい言葉でおわりましょう。「このまま日本は終わってしまう」など悲観的な発言をするのではなく「今は辛くても、いつかは終わるから大丈夫」と励ましましょう。


参考:unicef/ Tips for parenting during the coronavirus (COVID-19) outbreak
https://www.unicef.org/coronavirus/covid-19-parenting-tips

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この記事のウェルネスプロ

早稲田メンタルクリニック
東京都新宿区

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