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腰痛とヘルニア~腰痛の実態と対応方法~前編【ナチュラルケア水道橋外来センター】

腰痛とヘルニア~腰痛の実態と対応方法~前編【ナチュラルケア水道橋外来センター】

腰痛は、風邪症候群に次ぐ最も多い疾患の一つです。しかし未だ病態や治療法がはっきりしません。当事者が一番心配なのは「何が原因で、今後の経過は?どんな治療が一番いいのか?」ということだと思います。
そんな漠然とした腰痛の概要をお話します。



目次
〈前半〉
・腰ってどこ?(腰痛の範囲)*2-2
・腰痛の種類や症状 *2-2
・痛みの原因が特定できる特異的(器質的疾患、侵害受容性疼痛)腰痛と割合(15%*1)→75%*2-1)
・痛みの原因が特定できない非特異的腰痛(心理社会的疼痛)と割合(85%*1,*2-1)
・ヘルニアとは?
・椎間板ヘルニア=痛みではない*3,*4
〈後半〉
・痛みの原因はどこにあるのか?
・痛みの実態は脳(情動)にある *5,*6,*7


補足・参考文献
*1:腰痛診療ガイドライン2012(初版)
*2:腰痛診療ガイドライン2019(改訂第2版)
 2-1:腰痛診療ガイドライン2012(初版)では85%が非特異的腰痛(原因不明)で、「病理解剖学的な診断を正確に行うことは困難な腰痛」と定義されていました。しかし、腰痛診療ガイドライン2019(改訂第2版)はそのうち「75%は原因が特定でき診断可能(内訳;椎間関節性22%、筋・筋膜性18%、椎間板性13%、狭窄症11%、椎間板ヘルニア7%)である」に変更された点を追加しておきます。ただし、現在でも「病理解剖学的に正確に診断することができない点」においては変わっておらず、今後もより高いエビデンスをもった研究が期待されると言っています。動画の中で、私見としておおよそは筋肉の緊張であるのではないかと述べたのも、いわゆる画像診断などでははっきり特定はできないが、手技療法家であれば、触診などでおおよその検討が付くはずですが、それらはすべて主観的であると言わざるを得ませんので、西洋医学的にはやはり原因不明(はっきりと原発巣の特定ができない)となってしまいます。
 2-2 腰痛の定義 
腰痛診療ガイドライン2019(改訂第2版),P7,Background Qestion1,腰痛はどのように定義されるか,
【要約】以下のように腰痛を定義する
●部位:体幹後面に存在し、第12肋骨と殿溝下端の間にある、少なくとも1日以上継続する痛み。片側、または両側の下肢に放散する痛みを伴う場合も、伴わない場合もある。
●有症期間:急性腰痛(発症からの期間が4週間未満),亜急性腰痛(発症からの期間が4週間以上3ヵ月未満),慢性腰痛(発症からの期間が3ヵ月以上)
●原因:「脊椎由来」、「神経由来」、「内臓由来」、「血管由来」、「心因性」、「その他」に定義される。
具体的な原因は以下の3つに大別される;重篤な基礎疾患(悪性腫瘍、感染、骨折など)、下肢の神経症状を併発する疾患、各種脊柱構成体の退行性病変(椎間板、椎間関節病変など)。

*3:Radiology. 1957 Apr;68(4):572-4.
Comparative roentgen findings in symptomatic and asymptomatic backs.
FULLENLOVE TM, WILLIAMS AJ.
PMID: 13432187 DOI: 10.1148/68.4.572

*4:Spine (Phila Pa 1976). 1995 Dec 15;20(24):2613-25.
1995 Volvo Award in clinical sciences. The diagnostic accuracy of magnetic resonance imaging, work perception, and psychosocial factors in identifying symptomatic disc herniations.
Boos N1, Rieder R, Schade V, Spratt KF, Semmer N, Aebi M.

*5:Pain. 2010 Feb;148(2):198-205. doi: 10.1016/j.pain.2009.08.009. Epub 2009 Oct 28.
Do words hurt? Brain activation during the processing of pain-related words.
Richter M1, Eck J, Straube T, Miltner WH, Weiss T.

*6:J Physiother. 2012;58(3):165-72. doi: 10.1016/S1836-9553(12)70107-8.
Expectations About Recovery From Acute Non-Specific Low Back Pain Predict Absence From Usual Work Due to Chronic Low Back Pain: A Systematic Review
Joannes M Hallegraeff 1, Wim P Krijnen, Cees P van der Schans, Mathieu H G de Greef

*7:Spine J. 2014 Nov, 1;14(11):2639-57. doi: 10.1016/j.spinee.2014.03.003. Epub 2014 Mar 7.
Catastrophizing-a Prognostic Factor for Outcome in Patients With Low Back Pain: A Systematic Review
Maria M Wertli 1, Rebekka Eugster 2, Ulrike Held 2, Johann Steurer 2, Reto Kofmehl 2, Sherri Weiser

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