
〈幼稚園・保育園の選び方〉園の本当の姿を見学で知るためにたった1つの見るべきポイント【日本乳幼児遊び教育協会】
"幼稚園・保育園の見学で、園の本当の姿がわかるたった一つの見学ポイントをお話しします。
叱られていたり、ケンカをしてたりなど注意を受けている子ども、もしくはイベントやその活動に参加していない子どもへの先生の関わり方です。
見学のときに、鼓笛隊だったら前の方で積極的に参加している子だったり、体育の時間では一生懸命サッカーしてる子だったり、自由保育の幼稚園だったら笑顔で友だちと走り回ってる子どもをついつい見てしまうと思うんです。
その幼稚園のパンフレットに載ってるような子どもですね。
うちの子もこんな風になったらいいなーなんて思ったりして。
でも、子どもを見てもその幼稚園の良さというのはわからないんです。
子どもが笑顔かどうかを見ましょうなんて言う人もいるんですが、子どもはよっぽど劣悪な環境ではない限り、笑顔で過ごしています。
また、とても集中していたら真顔ですが、集中して過ごしているのはとても良いことですよね。
見るべきは、先生なんですね。
いわゆる「いいこ」に対しては、どんな園でも先生がたの関わり方に大きな差はありません。
違うのは、いたずらと言われるような行為が多い子ども、お友だちを叩いたり、物をとってしまったりというトラブルが多い子でしたり、無気力、慎重派の子どもに対してです。
見学に行った時に、あの幼稚園は子ども同士がケンカしてた!あんな幼稚園は辞めよう。
なんていうのは、ちょっと違います。
大人だってケンカするんです。会議で意見をぶつけあったりもするでしょう。
むしろ会議でだれも発言せず、リーダーだけが延々としゃべって決定をくだしてる会社なんてちょっとねぇ。
意見をぶつけ合うのは決して悪い事ではなく、むしろ良いことです。
子どもはもちろんケンカします。
お互いの意見をぶつけあう場がある、と考えてみるのも良いと思います。
さて、そこでみたいのは、子どもがケンカしている!ということではなく、そのとき先生はどのように間に入っている?ということです。
「ケンカなんてやめなさい!」と一方的に叱っているのか、
お互いの意見を聞いて、丁寧に子どもの心に寄り添っているのか。
鼓笛隊の練習で、積極的に練習している子ではなく、後ろの方でふざけあってる子やあまりやる気がない子もいると思います。
先生はそんなときどのように対応しているのか?
慎重でなかなか遊びに参加しない子に対して、先生はどう接しているか?
ほら、みんなやってるんだから!と無理やり輪の仲に連れて行くのか?
それとも、やってみる?と問いかけて、遊びの輪に入れるように促しつつも子どもの意見を尊重しているのか?
運動会で、人の多さにびっくりしたり、いつもと違う雰囲気で、泣き出した子に対して
先生が見えないように建物の仲に引っ張っていくのか
しっかりやりなさいとしかりつけるのか
子どもを抱っこして落ち着くのを待つか。
先生がたの言動をよく見てみてください。
そして、それを見ながら2つ想像してみてください。
1つは、その叱られる立場に我が子がなったとき、うちの子にはどういう対応をしてほしいのか?ということです。
どう接してほしいのかはご家庭の方針にもよると思いますので、あの子がうちの子だったら・・・ということをよく考えてみてくださいね。
そしてもう1つ。
それは、うちの子が年長さんになったとき、先生と同じ言動で、年少さんや妹弟に接していたらどうするか?
子どもというのは、大人の言動を正しいと思って真似します。
昨日の動画でも、子どもが未就学児のときに伸ばすべき能力は、人とのかかわりあいの中で得られるという話をしました。
もし、先生のやり方をそっくりそのまま真似しているのは、子どもにとっては心から正しい行動なんです。
それを真似したにも関わらず「そんな言い方しないの」などの言い方をされたら、どうしたら良いかわかりません。
子どもはよく見ていて、自分自身が叱られてなくても、友だちが言われていた方法というのをよく覚えてます。
先生の叱り方、注意の仕方をそっくりそのまま、子どもが年長さんになったときに、小さい子に言っていたとして、あなたはどう思うか?
その2つはよーーーく考えながら先生の言動を見てみてくださいね。
今日は、幼稚園・保育園に見学に行くときに、たった1つだけ見て欲しいポイントをお話ししました。
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本日もご視聴ありがとうございました!!
■自己紹介
こんにちは。親子・幼児教室講師の会田夏帆(あいだなつほ)です。
教室では「あいさん」と呼ばれてますので、お気軽にあいさんと呼んでくださいね。
横浜市にて0-3歳対象のぐちゃぐちゃ遊びの親子教室ぐちゃラボを開講中。
開講1年目で教室満席、2年目にクラス数を増やしましたが満席、パートさんを雇い始め、3年目には平日午前のみで年間1500組の親子が日本全国から集まる親子教室に成長しました。
その実績・経験を生かして、こちらのチャンネルでは数多く寄せられるパパママからのお悩み相談、子育てのコツ、乳幼児教育についてお話ししています。
お問い合わせはこちら: zoukeiasobi@gmail.com
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