
寝る前1分でできる膣トレ4STEP|膣トレで得られるメリットとは?
膣トレをする事で、尿漏れ防止だけでなく、下半身への引き締め等のダイエット効果、冷え性改善や姿勢の改善等、女性に嬉しい様々なメリットを感じる事が出来ます。毎日寝る前に1分、ベッドに寝ころびながら実行するだけでこれらのメリットが得られる膣トレのやり方を紹介します。
膣トレは骨盤底筋を鍛える
膣トレとは、骨盤底筋を鍛えることを指します。底骨盤筋は子宮等の骨盤内にある臓器全般を支えていて、排泄機能をコントロールする役目を果たしています。ここの筋肉が緩むと、尿漏れをおこすといった様々な支障が出てきてしまうのです。
この底骨盤筋を鍛えて膣を引き締める、つまり膣トレをすることで、実は尿漏れ防止の他、女性に嬉しい様々な効果が期待できます。膣トレのやり方と共にそれらのメリットについても詳しく紹介していきますので、是非最後までご覧ください。
寝る前1分でできる膣トレ4STEP
ここでは寝る前1分間でできる膣トレに関して、4つのステップで紹介します。寝る前に1分間だけ、ベッドに横になりながら気軽にできるトレーニングです。体力に自信のない方や、トレーニングの時間が長時間確保できない方も、ぜひ試してみましょう。
1:紙か下敷きを用意する
紙か下敷きがあれば用意しましょう。両ひざの間に挟んで使用します。もしなくても大丈夫ですが、挟むものがあることで、両ひざに力をいれやすくなります。そのまま仰向けになり次の工程へ進みます。
2:仰向けになって膝を立てる
仰向けになったら、両ひざを曲げて立てた状態で揃えておきます。先ほど準備した、紙か下敷きは両足に挟んだまま、かかとを少しだけお尻に寄せます。両手はお尻の横に軽く置いて準備完了です。
3:息を吸いながらお尻をアップ
続いて息を吸いながら、ゆっくりお尻をアップしていきましょう。徐々に持ち上げていくと、更にきゅっと膣が閉まるような感覚があると思います。
この時に、お手洗いを我慢する時に無意識に使っている筋肉を意識して、力を入れて引き締めていくと良いでしょう。
4:息を吐きながらゆっくり戻す
続いて、息を吐きながら、先程アップさせたお尻をゆっくり下げて元の位置に戻していきましょう。ゆっくり息を吸いながらお尻を持ち上げ、ゆっくりと吐きながら元に戻します。この作業を数回繰り返して完了になります。
ポイントはリラックスして行うこと
このエクササイズは、寝る前に行う運動になります。「筋トレする」という感覚ではなく、体がリラックスした状態で行う、ということが重要なポイントになります。
毎日継続することで、膣トレの効果が次第に現れることでしょう。
膣トレで得られるメリット4選
ここからは、膣トレを実行することで得られるメリットの主なものを4つご紹介します。尿漏れ予防、姿勢改善、下腹部の引き締め、そして冷え改善など、そのメリットは様々です。
これまで膣トレについて知らなかった方は、このメリットを参考にして、寝る前の膣トレを取り入れてみましょう。
1:尿漏れ予防
膣トレのメリットの1つ目は「尿漏れ予防」です。
骨盤底筋は、子宮等に代表される骨盤内にある臓器を支えていて、それにより排泄機能をコントロールしています。支えている臓器の中には膀胱も含まれているのです。つまり、骨盤底筋が緩んでしまうことにより、尿漏れが起きやすくなってしまうのです。
従って膣トレで骨盤底筋を鍛えることにより、尿道が締り、排泄コントロールがしやすくなり、尿漏れを防ぐことができるようになるのです。尿漏れが気になる方だけでなく、これまで尿漏れを経験したことない方も予防のために膣トレで骨盤底筋を鍛えましょう。
2:姿勢改善
膣トレにより骨盤底筋を引き上げることで、脊柱を支えて姿勢を安定させてくれる多裂筋や、姿勢に大きくかかわると言われている腸腰筋等といったインナーマッスルが自然に鍛えられ、姿勢改善効果が高められます。
膣トレを実行するだけで、自然に体幹が鍛えられるようになるので、無理なく姿勢改善の効果が得られるのです。姿勢改善効果により、猫背や骨盤の歪みがなくなります。美しい真っ直ぐスラリとした立ち姿を保つことができるようになるでしょう。
3:下腹部の引き締め
骨盤底筋の引き上げで、おなか周りをベルト状に覆っている、天然のガードルとも呼ばれている腹横筋や、深い呼吸をサポートしてくれる横隔膜等の、周辺の筋肉も自然に鍛えられます。
また、骨盤底筋そのものの引き上げにより、内臓が下がってくるのを防いてくれるので、おなかがぽっこり出てくるのを防いでくれる効果もあるのです。
インナーマッスルが鍛えられることで、基礎代謝の向上が期待できます。従って、代謝アップによる便秘改善効果も期待され、複合的に下腹部を引き締めてくれる効果が期待できるのです。
4:冷えの改善
骨盤底筋を鍛えることにより、骨盤周りの血流が良くなり、下半身を中心とした冷え性の改善効果が期待できます。
また筋肉には、血液を運ぶポンプの役割もあります。トレーニングによって筋肉量が増えることで、一度に血液を運ぶ量が増え、血流が良くなります。全身に血液が行きわたるようになるため、冷え性改善に繋がりやすくなるのです。
血行が良くなることで、手先・足先などの末端まで血液が行き渡るため、手足の冷えに悩んでいる方にもおすすめのトレーニングです。
寝る前の膣トレで手軽にインナーマッスルを鍛えよう
このように、膣トレを実行すると、尿漏れ防止だけでなく、身体の引き締め効果や冷え防止等、女性に嬉しいメリットが沢山得られるようになります。寝る前にベッドに転がりながら、1分間集中するだけなので、非常に手軽にできるトレーニングと言えるでしょう。
膣トレで鍛えられる骨盤底筋はインナーマッスルのひとつです。効果は徐々に表れていきます。毎日正しく膣トレを行って、インナーマッスルをゆっくりと鍛えていきましょう。
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