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シカの毛を抜くカラス #知床 #shiretoko #自然ガイド #野生動物【知床ころぽっくる】

シカの毛を抜くカラス #知床 #shiretoko #自然ガイド #野生動物【知床ころぽっくる】



知床の春、雪融けとともに5月はキタコブシやオオヤマザクラの花が咲いて一気に季節は動きだします。ミズバショウの湿原を越えて、見上げる新緑の淡い鼓動を感じながら森の先の草原へ、そして断崖とオホーツク海。

多くの野生動物が原生の自然の中に暮らす知床半島、冬眠から覚めたヒグマもトレッキングをする僕らと同じようにこの獣道を歩いて行ったでしょうか、遭遇しないように周囲の気配に気を配りながら一歩一歩と辿り着きました。

ふと断崖部の急斜面を覗きこむと今回の動画のエゾシカたちが群れていました。北国の長い冬を越えたばかりの姿。
鹿といえば白い斑点模様(鹿の子模様)のある、そんな色合いを思い浮かべる方も多いのかもしれません。

また、一方で…鹿の子模様なのだから、それは仔ジカだけで大人のシカ(成獣)には斑点はないのよね、と思うのかも、
今回の動画のシカは斑点がないから大人かな?というのは正確には間違いで、この時期(5月)はみんな斑点はないです。

大人であっても子供であっても「冬毛」は斑点がなく、メスジカであれば薄茶色、オスジカであれば黒っぽい茶色、いわゆる鹿の子模様は「夏毛」で、初夏から夏、大人のシカも7月頃には白い斑点があることに気がつくことでしょう。

こうして毛の色が変わっていく換毛の季節には稀に見る光景があります。

・・・なんと、、エゾシカの背中に堂々と乗っかって、その毛を引き抜くカラス。

どうにも見ている人間からすると痛そうにも感じますが、エゾシカはそれほどには痛いという感覚はないのかも、また、懸命に引っ張るカラスは決して悪戯ではなく、巣材としてこの毛を利用したいと考えての行動なのでしょう。

ただし、最後はカラスの動きがあまりにも大胆になりすぎて、、エゾシカに嫌がられていましたが。
この知床に限らず北海道に広く生息しているエゾシカ、きっとご旅行中にも見かけることもあるでしょう。

とくに道東地域の国立公園では道路脇にいたり、急に道路に飛びだしてくるような場面もあり、運転にはどうぞご注意を。
とても身近な存在にも思えるエゾシカ、近年は生息数の増加にともなう様々な問題もありますが、散策中の出会いは貴重ですね。

名所めぐり、綺麗な風景、それだけでなく自然観察をする中で、野生動物や野鳥、草木に花々、色々なものに思いをめぐらせましょう!
エゾシカ、それだけでも、こうして季節の場面場面、そのタイミングで観察できる「いち風景」があります。それに会える幸せ、喜び。

この動画の季節、その次の季節、6月はエゾシカの出産の季節、知床連山の残雪に新緑、それは、やがて深緑に染まっていくでしょう。

そして、もう季節は秋に。今度は冬毛に換わって彼らの繁殖期(10月下旬頃)、オスジカのラッティングコールを聴く日も近い
(ラッティングコールとは:繁殖期特有のオスジカの発する甲高い鳴き声)

HP:https://www.shirekoro.com/

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この記事のウェルネスプロ

北海道斜里郡斜里町ウトロ

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