ハーブの女王、聖なるバジルが主役
バジルのペーストといえば、スイートバジルで作られたものがよく知られていますが、今回ご紹介するのはアーユルヴェーダに用いられるハーブの女王“ホーリーバジル”が主役。厳選された原料のこと、畑のこと、そして味わいをお伝えしたいと思います。
無農薬、無化学肥料の路地栽培
静岡県西部に位置する浜松市の三方原台地。ここに農場を持つ「BASIL HOUSE」はバジル専門の生産・加工製造・販売を行っています。
年間の日照率が全国でもトップクラスという地域で、赤土の粘土質は酸性が強い土ながら、バジルとの相性はとてもいい様子。無農薬、無化学肥料、動物性肥料も一切使用しない路地では、10種類以上のバジルがのびのびと育っています。
バジルの新鮮な葉と花穂部はていねいに一つ一つ摘み取られ、水道水ではなく地下水で洗い作業が行われています。
すべてオーガニックの材料および保存料不使用
甘く芳醇な香りを放つホーリーバジルをはじめ、使われている材料はすべてオーガニックのもの。保存料は使われていません。
塩(フランス産)、有機オリーブオイル(イタリア産)、有機にんにく(国産)、そして落花生(国産)。落花生は小粒で甘みの強い希少種で、浜松で古くから栽培される在来種”遠州半立”を使用しています。
清涼感とコクが際立った濃厚なペースト
瓶のふたを開けると、なんとも爽やかな香り。そして味見にひと匙…するとバジル畑が目の前に出現したような清涼感に驚きます。また落花生の旨味とコクが味に厚みをもたらしていて、チーズのような動物性食材無しに濃厚なペーストに仕上がっています。
サラダなら直接かけたり、ドレッシングに加えたりしてもいいし、主菜の肉や魚に添えるだけでも華やかなひと皿になります。もちろんパスタやスープにも。洗練された味わいが簡単にできるのも魅力です。
◇Design me 編集メンバーの声
目が醒めるようなホーリーバジルの爽快な香りに魅了されます。塩気が強くないのでたっぷり使って楽しめますし、フレッシュグリーンの鮮やかな色も料理をセンスよく見せてくれます。パンでも野菜でも、スープでも、かけるだけ、添えるだけ、混ぜるだけでワンランクアップしたお料理になりますよ。