黄ニキビができてしまうのはなぜ?間違った対処法をしてないかチェックしよう

黄ニキビは、数種類あるニキビの中でも一番症状が重い厄介な肌トラブルです。自己流でケアをせずに、正しいケアの仕方や予防方法を知っておくと悪化を防げます。ここでは、黄ニキビに関する正しい知識と一緒に、ケア方法をたっぷりお伝えします。

質問

20代、地方都市に住む女性です。営業の仕事をしています。最近、頬や顎に黄ニキビができるようになり悩んでいます。


今までは、あまりニキビができるタイプではなかったのですが、半年前に転職してから黄ニキビができるようになりました。


黄ニキビは、おでこや顎にできることが多い気がします。仕事が忙しく、残業することもしばしばあり病院に行くことは難しいので、自宅で簡単に黄ニキビを予防する方法はないでしょうか。


鏡を見るとどうしても目に入ってくるので、つい絞り出してしまうこともあります。潰れない場合、ぷっくり腫れ上がっているニキビが恥ずかしくて、ついメイクを厚塗りして隠してしまいます。


大きくなって腫れ上がっているところにファンデーションを塗り込むことで、より悪化している気がしますが、正しい対処法がわからずつい自己流になってしまいます。何も塗らないのは勇気がいるので、肌に悪いのはわかっていても止められません。


営業職なので、人に顔を見られることが多いのに堂々と顔を上げられず、仕事にも支障が出てきています。きちんとしたニキビケアを知り、自分に自信が持てるようになりたいです。ぜひよい方法を教えてください。


回答

黄ニキビは、ニキビが悪化して化膿し黄色い膿ができた状態をいいます。アクネ菌や膿を発生させる原因である黄色ブドウ球菌が繁殖して重度の炎症が起こると赤く腫れあがって膿を持ち、痛みを感じる場合があります。

間違ったニキビケアをすることで悪化させてしまい、跡が残るケースもあるため、自己流の黄ニキビケアは危険です。正しい知識を身につけ、実践してみましょう。

<潰すのは絶対にNG>
膿を出そうとして自分で潰してしまうと、凹凸を残すクレーター状のニキビ跡が残ってしまう可能性があります。黄色ニキビは炎症が肌表面ではなく肌の深部でおきている状態です。

悪化させない、跡を残さないためには、「潰さない・触らない・炎症を抑える」ことがとても重要になります。

<基本は洗顔>
洗顔で清潔な状態を保つこと、保湿で肌の潤いを保ち肌のバリア機能や回復機能を高めることが大切です。朝晩の1日2回、刺激の少ない洗顔料を使用したっぷりの泡で包み込むように優しく丁寧に洗顔してください。
ただし過度な洗顔は、肌に刺激を与え、肌本来が持つバリア機能を損なってしまうので注意しましょう。


洗顔後は、角質層の水分が蒸発して肌が乾燥しやすくなります。ニキビ肌用の化粧水でしっかり保湿してください。保湿アイテムは、オイル要素が多い物は悪化の原因になりやすいため、オイルフリーの化粧品や軽いジェル、ベビーローションなどがおすすめです。

<生活の質の向上>
黄ニキビは、体内のバランスが崩れたり老廃物が溜まったりすることでできやすくなります。肌表面の清潔を保つだけでなく、体内環境を整えることも大切です。

特に、栄養バランスの偏りと睡眠不足はニキビの大敵です。黄ニキビの段階まで悪化させてしまうケースは、間違ったスキンケアの仕方や、不規則な生活によるホルモンバランスの乱れが原因であることが多いです。

眠っている時間は、体を休めると同時に体内の溜まった老廃物や有害物質を除去し、成長ホルモンを分泌して肌のターンオーバーを促進させるため、新しい細胞を再生させる時間でもあります。夜更かしせず、質の良い睡眠をとるよう心がけましょう。

<積極的に取り入れたい食べ物>
黄色ニキビになりやすい人は、ファストフードやスナック菓子など、脂っぽい物を好む傾向があります。それらの多くは、皮脂の分泌を増加させる可能性があるので、とりすぎに注意しましょう。野菜を多く使った和食中心の食事がおすすめです。

また、ニキビを改善し肌を修復する働きがあるビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンEといったビタミン類をしっかり摂ることも大事です。食物繊維も積極的にとり入れて便秘を防ぎ、体内に毒素をため込まないようにしましょう。

<ストレスをためない>
ストレスを感じると、男性ホルモンやノルアドレナリンが増加し、皮脂の分泌が増えニキビの原因になります。また、自律神経やホルモンバランスの乱れ、体調不良なども原因の1つになることがあります。

ホルモンバランスの乱れや体調不良が起こると、体の代謝がスムーズに行われなくなり、細胞が作られにくくなります。

肌細胞が作り出されなくなることで、ニキビ跡がいつまでも残ってしまう場合があるので、なるべくストレスをためすぎないようにしましょう。

<上手に隠す>
できてしまった黄ニキビをファンデーションの厚塗りで隠すことは、ニキビを悪化させたり、逆にニキビを目立たせてしまうこともあります。肌への負担をできるだけ少なくしつつ上手に隠すためには、ニキビケア対応の薬用コンシーラーがおすすめです。少量でキレイにカバーしてくれます。

また、化粧品はノンコメドジェニックテスト済みのものを使用すると安心です。ノンコメドジェニックとは、アクネ菌の栄養になりにくい要素を含んだ化粧品のことです。ニキビの初期症状を発生しにくくする効果が期待できます。

これらを意識することで、黄ニキビができにくく、できてしまった場合にも悪化を防ぐことができます。上記で紹介したセルフケアで改善しない場合は、皮膚科受診を検討しましょう。

監修

近藤千種
内科医
日本内科学会認定内科医
抗加齢医学会専門医
ちくさ病院 在宅医師のご紹介【近藤先生】 │ ちくさ病院からの最新情報「ちくさニュース」


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