女性の健康Q&A

おりものシートは必要なもの?正しい使い方と交換の頻度を詳しく解説

おりものシートを使うかどうか、使い方が間違っていないか悩んでいませんか?使うタイミングや一日に何度交換すればいいかなどおりものシートの使い方に関する疑問にお答えしています。正しい使い方を知って、快適に使いこなしましょう!

質問

彼氏ができてから、ショーツに付いたおりものなどの汚れやニオイが気になっています。これまではおりものの色が変わったり急に生理になって少し汚してしまったりしたときも、丁寧に洗えば落とせると思い特に意識していませんでした。


今はもしも彼氏といい雰囲気になり、おりものなどで汚れているショーツを見られ引かれてしまったらどうしようと想像してしまい不安でたまりません。トイレでおりものを見て、鼻がツンとするような臭いを嗅ぐたびに何とかしないといけないと考えています。


ドラッグストアやコンビニでおりものシートを見かけると買ってみようかと手が伸びます。けれども生理のときにナプキンを持ち歩いて使うことすらめんどくさいと感じてしまうので、いまだに使ったことがないです。


使えばショーツを汚さずにすむことはわかっています。おりものシートの目的はほかにもあるのでしょうか?よくないと聞いたこともありますが、必要なものならば使ってみるつもりです。いつどんなタイミングで使うか、一日何回替えればいいかなども教えてください。

回答

おりものシートは下着の汚れを防ぐ以外にもいろいろなメリットがあります。しかし、適切に使わないことで起こるデメリットもあるため正しい使用方法を知っておくことが大切です。まずは、おりものシートのメリットと言える点について解説していきます。


おりものシートはおりものだけでなく汗や尿の拭き残しも一緒に吸い取ってくれます。シートをこまめに取り替えることで汗や尿の水分で下着が湿ったときの不快感を軽減でき、製品によっては消臭効果も期待できるでしょう。


おりものシートで下着の汚れを防ぐと、雑菌が抑えられてデリケートな部分を守れます。万が一下着を履き替えられない状況に陥った場合にも役に立つでしょう。


また、生理のリズムをつかむ場合にもおりものシートは便利です。おりものの量や状態は生理周期で変化します。排卵期には量が多くなりその後の黄体期には粘性のある白く濁ったような状態になります。すっぱいような臭いが強くなるのは生理前です。色や量の変化で体の不調にも気づけるでしょう。


おりものシートを使用する上で大切なのは正しい使い方をすることです。下着や服の選び方もおりものシートの使い方に影響します。


スキニーパンツなど、おりものシートが肌に強く密着し擦れてしまう服はなるべく避けましょう。着る下着や服の素材によって蒸れ方が違うため、通気性の良さも考えて選んでみてください。


シートを使い始めたからといって毎日使う必要はありません。おりものが増える時期や生理の終わりかけの経血量が少なく薄い茶色になった時期など必要に応じて使うと良いでしょう。


おりものシートを替える頻度も重要です。朝付けたシートのままで夕方まで過ごすとデリケートゾーンはシートに覆われ続けているような状態になってしまいます。


それでは汚れたままの下着を履いているのと同じです。蒸れれば雑菌が増え、かぶれて赤くなったりかゆみがでる可能性がありますし、嫌な臭いの発生にもつながります。


つまり、おりものシートはこまめに交換するのが正解と言えます。トイレに行ったら交換するよう習慣づけられればよいのですが、外出先などへの持ち運びを考えるとなかなか難しいかもしれません。


デリケートゾーンのトラブルを避けるためにも一日に最低2回以上替えるよう心掛け、長時間放置しないようにしましょう。


敏感な部分に接触するので正しく使っていてもトラブルが起こらないとは限りません。シートと接触した箇所がかゆい、赤いなど変化がある場合、合わないと感じたときは使用を中止しましょう。


おりものシートには天然のコットン100%使用した使い捨てタイプのものや布製で洗って繰り返し使えるものなどいろいろな種類があります。状態が落ち着いたら、おりものシートの素材や種類を見直してみるのも1つの手です。


使い捨てのシートはさまざまな形状や大きさのものが販売されています。香りも無香料タイプと香り付きタイプがあるので好みに合ったものを探して使ってみましょう。


おりものシートは自分に合うものを正しく使うことで本来の役割を果たします。自分の肌や好み、ライフスタイルに合ったものを選び注意点を守って使っていきましょう。

監修

近藤千種
内科医
日本内科学会認定内科医
抗加齢医学会専門医

ちくさ病院 在宅医師のご紹介【近藤先生】 │ ちくさ病院からの最新情報「ちくさニュース」